転職で年収アップしても後悔する?年収だけで決める前に知っておきたいこと

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どうも、しゅうです。

今回は、「転職で年収を上げたい」と考えている方に向けてお話しします。

どうせ転職をするなら、今よりも年収を上げたいと思うのは自然なことだと思います。

年収が上がれば使えるお金も増えるので、美味しいご飯を食べたり、旅行に使えるお金が増えたり、生活に余裕が生まれることもあります。

また、転職ではこれまで慣れ親しんだ環境も変わります。

そのため、

「多少働き方が変わっても、年収が上がるなら我慢できる」
「今より大変になっても、その分給料が上がるなら納得できる」

と考える方もいると思います。

ただ、年収が上がったにもかかわらず、

「前の会社の方が良かった」
「年収だけで決めなければよかった」

と後悔する人もいます。

では、なぜ年収が上がったのに後悔してしまうのでしょうか。

今回は、その理由についてお話しします。

では、さっそくいきましょう。

転職で年収アップしても後悔する理由

転職で年収アップしても後悔する理由として、今回は以下の3つを考えてみます。

  • 年収が上がっても、仕事の満足度が大きく上がるとは限らない
  • 年収が上がった喜びにも慣れていく
  • お金の満足感は、周りとの比較でも変わる

順番に見ていきます。

年収が上がっても、仕事の満足度が大きく上がるとは限らない

たとえば、年収が2倍になったら、仕事への満足度も2倍になるでしょうか。

おそらく、そこまで単純ではないと思います。

実際に、フロリダ大学などの研究者5名が、これまでに行われた研究結果をまとめて分析したメタ分析があります。

この研究では、仕事満足度について合計18,460人分のデータが使われており、給与水準と仕事満足度の相関は0.15という結果でした。

相関係数は0に近いほど関係が弱くなるため、給与が高いことと仕事への満足度には、それほど強い関係がないことが分かります。

考えてみれば、年収が100万円上がったとしても、

「残業が増えた」
「仕事内容が合わない」
「上司との関係がしんどい」
「休日も仕事のことを考えるようになった」

となれば、「転職して良かった」とは思いにくいですよね。

もちろん、年収は大切です。

年収が上がることで、生活に余裕が生まれたり、できることが増えたりするのも事実です。

ただ、「年収が上がること」と「仕事に満足できること」は、分けて考えた方がいいと思います。

年収が上がった喜びにも慣れていく

転職して年収が200万円上がったら、最初はかなり嬉しいと思います。

「転職して良かった」
「これまでより余裕のある生活ができる」

と感じる方もいるでしょう。

ただ、その嬉しさがずっと同じように続くとは限りません。

人は、最初は大きな変化に感じていたことでも、時間が経つと少しずつ慣れていきます。

実際に、ドイツに住む7,812人を長期間追跡した研究では、収入が増えたことで得られた幸福度へのプラスの影響のうち、約65%がその後4年間で失われたという結果が出ています。

たとえば、年収600万円から800万円になったとします。

最初は、

「200万円も上がった」

と大きな変化に感じると思います。

ただ、その状態が続けば、少しずつ年収800万円の生活にも慣れてきます。

すると、

「もう少し年収を上げたい」
「次は1,000万円を目指したい」

と思うこともあるでしょう。

もちろん、年収が上がること自体が悪いわけではありません。

ただ、年収が上がったときの「嬉しい」という感情だけを目的にしていると、その満足感は思っていたほど長く続かないこともあります。

だからこそ、

「年収を上げて何をしたいのか」

まで考えておくことが大切です。

例えば、家族との旅行を増やしたいのか、将来のために貯金したいのか、自分の好きなことにお金を使いたいのか。

年収そのものではなく、そのお金を使って自分の生活をどう良くしたいのかまで考えてみてください。

お金の満足感は、周りとの比較で変わる

もう一つ、お金について考えるときに知っておきたいのが、

「いくらもらっているか」だけではなく、「周りと比べてどうなのか」によっても満足感が変わるということです。

たとえば、転職して年収800万円になったとします。

これまでより200万円上がって、「かなり年収が上がった」と満足していた。

でも、あるとき、

「同じような仕事をしている人は1,000万円もらっている」
「友人は自分よりもっと稼いでいる」

と知ったら、どうでしょうか。

それまで満足していた800万円が、急に少なく感じませんか?

実際に、ハーバード大学の研究者は、アメリカの約1万人を追跡した全国調査のデータを使って、「周囲の人の収入と幸福度の関係」を分析しています。

その結果、自分自身の収入などの条件を考慮しても、周囲の平均所得が高い地域に住む人ほど、自己申告の幸福度が低い傾向が確認されました。

つまり、自分の年収そのものだけではなく、「周りと比べて自分はどれくらいもらっているのか」も、お金に対する満足感に影響するということです。

だから、年収は他人と競うための数字ではなく、自分が望む生活を実現するための手段として考えた方がいいと思います。

まとめ

転職で年収が上がることは、もちろん魅力的です。

ただ、年収が上がること自体をゴールにしてしまうと、上がった年収にもいずれ慣れ、また次の金額を求めるようになるかもしれません。

だからこそ、年収アップを目指すのであれば、

「そのお金で、自分の人生をどう良くしたいのか」

まで考えてみてください。

家族との時間を充実させたいのか、好きなことにお金を使いたいのか、将来への不安を減らしたいのか。

年収はゴールではなく、自分が望む生活に近づくための一つの手段です。

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