【1日5分】基本情報~「キャッシュメモリとは」~

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どうもシュウです。
今回はキャッシュメモリについてやっていきたいと思います。
データにアクセスする際に、このキャッシュメモリが重要な役割を果たしています。
ぜひ、ご確認下さい。

キャッシュメモリとは

キャッシュメモリは、主記憶とCPUの間に配置するメモリです。
キャッシュメモリはなぜ必要なのでしょうか?
原因は主記憶のアクセス速度がCPUと比べて低速だからです。
そのため、主記憶からの返答がくるまでCPUは何もすることがなく待ち時間が発生します。
それを防ぐために、キャッシャメモリがあります。
キャッシュメモリの特徴は下記です。
・CPUよりは遅いですが主記憶よりも高速です。
・主記憶から読み出したデータを保持します。
・CPUから○○というデータが欲しいといわれたときに、主記憶に代わって保持したデータを高速で渡します。

実行アクセス時間

「基本情報の問題では実行アクセス時間を求めなさい。」という問題が出てきます。
実行アクセスはどうやって求めたらよいのでしょうか?
問題を解く上でのポイントはヒット率です。
ヒット率とは、アクセスするデータがキャッシュメモリに存在する確率です。
実行アクセス時間はヒット率を使って下記のように求めることができます。

実行アクセス時間
=ヒット率×キャッシュメモリのアクセス時間+(1-ヒット率)×主記憶のアクセス時間


例えば、
・キャッシュメモリのアクセス時間:15ナノ秒
・ヒット率           :80%
・主記憶のアクセス時間     :70ナノ秒
の場合、実行アクセス時間は下記のように計算できます。
実行アクセス時間=0.8×15+(1-0.8)×70
        =26(ナノ秒)

まとめ

キャッシュメモリとは
・主記憶とCPUの間に配置するメモリです。
・実行アクセス時間を早めるために使用します。

キャッシュメモリに関しては、ここまでです。
皆さんのお役に立てると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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