【1日5分】基本情報~「ライトスルー方式とライトバック方式」~

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どうもシュウです。
今回はキャッシュメモリの続きをやっていきます。
具体的には、キャッシュメモリの書き込みの方法に関してです。
書き込み方法には、ライトスルー方式とライトバック方式があります。
それでは確認していきましょう。
前回のキャッシュメモリ①を見ていない方はぜひこちらもご確認下さい。
https://every-learnings.com/2021/09/06/cache-memory

ライトスルー方式

ライトスルー方式は、CPUによって処理されたデータをキャッシュメモリと主記憶の両方に書き込む方法です。
特徴として以下があげられます。
・キャッシュメモリの内容と主記憶の内容が常に一致しています。
・主記憶にアクセスするため、主記憶がデータを書き換えるのに時間がかかります。
・そのため、CPUが次の処理を行うのに時間がかかります。

ライトバック方式

ライトバック方式は、CPUによって処理されたデータをキャッシュメモリにだけ書き込み方法です。
キャッシュメモリに書かれた内容は処理の空き時間ができたときに主記憶に書き込みます。
特徴として以下があげられます。
・キャッシュメモリの内容と主記憶の内容が一致しないことがあります。
・キャッシュメモリにデータを書き込んだ時点で、CPUは次の処理行うことができます。
・そのため、ライトスルー方式よりも速いです。

まとめ

・ライトスルー方式は、キャッシュメモリの内容と主記憶の内容が常に一致しています。しかし、次の処理をCPUが行うのが遅くなります。
・ライトバック方式は、キャッシュメモリの内容と主記憶の内容が一致しないことがあります。しかし、CPUが次の処理を行うのが速くなります。

ライトスルー方式とライトバック方式に関しては、ここまでです。
皆さんのお役に立てると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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