どうも、シュウです。
今回は、助けを必要としている人がいても見てみぬふりをしてしまう心理について説明したいと思います。
電車とかで飲みすぎて倒れている人や道端で明らかに困っている人がいても、見てみぬふりをしたことはありませんか?
これは、社会心理学で言うところの傍観者効果が働いているから起きます。
だから、見てみぬふりをしてしまった自分はなんて冷たい人なんだとならないでくださいね!
傍観者効果
傍観者効果は、人が多ければ多いほど、より強く働きます。つまり、傍観者として見ているだけで、手を差し出そうとしません。
実際に傍観者効果が働き、恐ろしい事件が引き起こされたこともあります。
1964年と今から60年ぐらい前にニューヨークの住宅街で女性が暴漢にあい、その女性が亡くなった事件があります。
目撃者はなんと38人もおり、誰一人として助けようとしませんでした。
それほどまでに、傍観者効果は恐ろしいのです。
では、この傍観者効果をうまく回避して、人助けができるようになるためにはどうしたら良いのかを説明したいとおもいます。
人助けには5つのステップがある
人助けには5つのステップがあります。
➀認知しているか
②緊急性があるか
③個人的責任があるか
④何をするべきか理解しているか
⑤実際に行動を起こすか
➀と②:事態に気づくこと、そして緊急性のあることだと認識しないと人いけません。
また、②は緊急性の高いものでも、他の人が行動していなければ、緊急性が低いと錯覚してしまい行動しなくなります。
③:自分が助けようと思えるかどうかです。人が多いと、こんなにもたくさんの人がいるから、他の人が助けるだろうと思うと、行動しなくなります。
④:自分が助けないと!となっても、どうやって助けたら良いんだ?となれば行動できません。
⑤:こうやったらこの人を助けられる!となっても、「これって自分の勘違いだったらめっちゃ恥ずかしいぞ、迷惑かけたらどうしよう〜」と考えてしまい、行動を起こせなくなります。
これら、5つのステップをクリアできるかどうかが人助けができるかどうかに繋がります。
まとめ
人が見てみぬふりをするのは、傍観者効果が働くから。
傍観者効果は人が多ければ多いほど働きやすいです。
人の心理について、勉強している人やもっと知りたいという人は、是非こちらの本を読んでいただければと思います。
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